シトルリンって何?
シトルリンが日本で発見された当時、医薬品として扱われていました。それがサプリメント素材として認められたのは2007年に入ってからの事です。現在では日本でも数多くのシトルリンサプリメントが販売されていますが、欧米では古くから健康増進、疲労回復、精力剤として飲用されてきています。
シトルリンが注目される理由には特に血管と血液に対する効果です。シトルリンが体内で分解合成を行う際に一酸化窒素が生成される事が知られています。一酸化窒素は血管の内壁を柔らかくしなやかにする事で血栓が出来にくくする作用がある事が知られています。
したがって動脈硬化症を始め、高血圧などの生活習慣病の予防改善に加え、脳梗塞や心臓病の予防、静脈瘤などの改善に対して高い効果を示します。血管が丈夫になる事で血流が充分にコントロールされますが、そうすると身体の隅々まできちんと酸素と栄養素が運ばれ、交感神経と副交感神経から分泌される伝達物質がスムースに伝令されるため神経系の疾患の予防効果も期待出来るのです。
シトルリンは体内で合成が出来る物質ですが、多くの場合は主に尿を作り出す時にアンモニアから合成され、アルギニンとオルチニンを作る原料として使われ再度シトルリンとして合成されていきます。したがって年齢と共に減少していく物質なのです。
生活習慣病がかつて成人病とよばれ、高齢者になるほど発症リスクが高まるとされているのには様々な要因がありますが、シトルリンなどの有益なアミノ酸の生成能力が衰えて行く事も原因の一つかもしれません。加えて現在の様に積極的にサプリメントとして利用される以前は医薬品扱いだったと言う事はそれだけ高い効果があることの証なのかもしれませんね。