天然型シトルリン
ストレスと聞いてまず思い浮かべるのが仕事上の人間関係などから感じる精神的なストレス、あるいは肉体疲労などの肉体的なストレスの事でしょう。そのため植物が受けるストレスと聞いてもピンとこない人が多いのではないかと思います。
感覚的に植物がストレスを「感じる」かどうかは別として植物が置かれている環境によって育成状況に影響が出る事は事実です。植物が通常とは異なる環境に置かれた場合、その環境に応答して様々な生理的な変化を起こす事が知られています。
台風や異常気象などによる環境の変化が激烈な場合には生育自体に悪影響を受けてしまい枯れてしまったり樹木であれば倒壊してしまうという事が起こります。これが植物が受けるストレス、つまり環境ストレスなのです。
環境ストレスは植物に様々な変化をもたらします。例えばサボテンなどは乾燥や激しい気温差などの環境ストレスに順応する様に進化した植物です。また高山植物などは大気が薄く気候の変化が激しい環境ストレスに順応出来るように進化しています。
またアフリカのナマクワランドでは乾季が数年感続くこともあり、その間花は種子の状態でジッと地中で耐えています。そして雨季がやってくると一斉に発芽から開花までを驚くべきスピードで行い、繁殖に備えるのです。
このナマクワランドでは花が咲く度に新種が発見されると言われる程進化のスピードが速いのです。このように植物は環境ストレスに対応するため様々な進化を遂げているのです。
シトルリンを豊富に含むカラハリスイカもこのような環境ストレスに順応した植物です。強い紫外線がもたらす活性酸素や激しい気温差に順応するためにシトルリンの生産能力を上げることで過酷な環境下で耐えるだけの自生能力を備えてきたのです。